元気でよかった
本当に親しい友人にしか乳がんになったことは言っていない。
もともと友達が少ない。本当に親しくない友達って何?それ知り合いっていうんじゃ
ないの?という感覚なのだが、ネット時代に乗り遅れているカビ臭い感覚ではあるの
だろうな。だから何年も生息しているmixiで、マイミク20人を超えたことがないんだ。
これはこれで現代に生きるコミュニケーションダメ人間?
ま、反省する気も、心入れ替えるつもりもさらさらないけれど。
脱線した。軌道修正。
最初はメールだったりするわけだ。ビックリした相手は、とにかく会えないか、
会って話さないと始まらない、すごい具合悪い?時間ある?まさか寝たきり?
くらいな勢いで電話やメールが返ってくる。
FECは3週間に1回なので、その間に割りと動ける時期がある。普通に会社に行って
いるのだから副作用も軽いタイプなのかもしれない。
なので、、じゃ、会おうか、って話になる。
「良かったー。想像してたより元気じゃん」
「あらやだ、ぜんぜん普通じゃないのよぅ」
「え、マジでそんな食べんの?食べられんの?食べすぎだろ、それ」
などという反応がほとんどだ。
まーね、この歳までドック再検査オールクリアな私を舐めてはいけない、などと
どや顔したりするんだが、本当は違うのだよ。
君らと会っているから元気なのだよ。
私が元気に見えるとしたら、あなた達のおかげなんだよー。
とは思っても、なかなか言葉にできなくてごめん。
でも感謝してる。ありがとう。
告白したその日からパッタリと縁が切れてしまった友人もいる。これは本当に
仕方がないと思う。相手のキャパオーバーを予想できずに、こちらの想いを
押し付けてしまうような自分の配慮のなさがいけないのだ。むしろ申し訳ない。
どうか、これからも楽しい日々を!