普通日記

働くトリネガ、絵描き修行中につき

上司に教えを請う

FEC2回目を終え、いまだに「まだらハゲ」である。いっそ潔くツルツルになったら

いいのに。会社ではウィッグを着用しているのだが、さすがに1日が終わると

地肌が微妙にウェットな感じになる。洗顔するついでにツルリと洗いたい衝動に

駆られる。しかし落ち武者のような髪が、濡れてまとわりつく臭いに自分がくじける。

ハゲちゃん部長に聞いてみた。

「部長、頭は石鹸ですか、シャンプーですか」

「弱酸性ビオレで全身OKだ」

なるほど、先輩。頭皮とはいえ皮膚には変わりない。

抜け始めはピリピリするので「一生青春」なる面白ネームのボディシャンプーで

洗ってみた。刺激がなくて大変使い勝手が良い。しかし頭皮の臭いは一向に改善

した気がしない。

結局、ノンシリコン無添加シャンプーをぬるま湯で薄め、洗面器で泡立てて

ワシャワシャ洗うという方法が一番だった。

部長の枯れ果てた毛根と、痛めつけられながらも生き続ける私の毛根を

同じステージに上げてはいけなかったのだ。すまん、毛根。